満願寺窯 まんがんじがま

満願寺窯より

満願寺窯の風景
満願寺から

器のご紹介

たまには器のご紹介でも。

まず今回は、オンラインストアにもアップしているこちら

平皿。

展示会でも、自宅でも登場回数の多い無難にして、万能な子たちです。

うちの特徴である自然灰釉の表情が見やすく、結構何にでも合わせられます。

釉薬が厚くかかっているところと薄くかかっているところの差でこの波ような模様は出来上がります。

釉薬によっては、窯変(焼成中、窯の中で予期しない釉色や釉相が出ること)により、薄いピンクの花びらが落ちたようになったり、貫入が入ったり窯開けしてみて驚くことが多々あります。

1200度で焼くというのは凄まじいエネルギーで、生物の存在できない宇宙空間のようなものだなぁと思います。ヒマラヤの8000メートル級の山々を拝んだ時にも同じような感覚に陥りました。

話がずれそうになっておりますので食い止めます笑

この丸皿は浅めの作りになっているため汁っ気があるものには向かないのですが、豆皿などを載せて刺身を盛ったり、餃子を盛ったり。朝でしたらパンなど。

うちにはよく来客がありパーティーが多いので、この手のお皿はパーティ用の大きめの取り皿としても重宝します。
テーブルにおけるお皿の占有面積が大きいので、一つあるだけでなかなか絵になります。僕も売りたくないお皿は自宅で使っています笑

 

そしてこのお皿のもう一つのおすすめポイントが収納のしやすさにあります。

この手のお皿は縦収納がおすすめです。発送時も平皿は縦向きで発送しています。強度が違います。

横向きに収納される方が多いと思うのですが、縦収納ですと場所も取らないし、使わずに下の方に埋もれてしまうことが少なくなります。

料理を作る際、まず最初にお皿を用意する方は少ないと思います。料理ができてからお皿を選ぶ方がほとんどかと。そんな時にパッと取りやすい位置にあるものに手が伸びるかと思います。

作る側としても使っていただけるのがすごく嬉しいです。
自分の作ったものが誰かの食卓に参加させてもらえてるというのはとてもありがたいことです。

そういう観点からもぜひ使っていただきたい器の一つになります。

口下手ゆえに展示会の際もここまで推すことはまずないのですが、たくさんの方の手にとっていただけたらと思います。

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